« 懐かしい切り抜き | トップページ | お見舞い »

2005.03.08

この世に生を受けて

今朝、家を出るときに新聞受けに新聞が入っていた。そういえば母が入院するはずの日から丁度一ヶ月だ。きっと一ヶ月だけ新聞を止めていたのだろう。

ニッポン放送株を巡るニュースが朝からどこもかしこも報道されているが、ぼくにはこの事件がなんとも痛ましくてしかたない。
同居している男に子供を受け入れられないといわれた母親が3歳の子供を自宅の風呂で水死させたものだ。しかもこの子は昨年にもマンションの5階から落とされたり、それ以前にも窒息状態で病院に運ばれたりとすでに虐待なんてものではない、2度も母親に殺されそうになっている。結局3歳という年齢でその生涯を終えてしまったわけだ。
母親は30歳。そりゃあ30年も生きていればいろんなことがあったろうさ。それにしても子供を殺しても自分だけは幸せになろうというのはどういうことなのだ。そもそも人をましてや我が子を殺しておいてその先にバラ色の生活があるはずなどないじゃないか。
しかし3歳の子供にとっては母親と自分だけが世界のすべてだったはずである。何度殺されかけても子供には母親こそすべてなのだから、ひたすら愛情を求めていたはずだ。この世に生を受けた人はなにかしらの意味があるという人がいるけど、いったい3歳で母親に殺されるまでも疎ましくあつかわれていたこの子に意味を見つけて何になる。この子供の冥福を祈ろうにも、その冥福の意味さえ知らずに死んでしまった子に誰も何も出来ることなんて無い。
水死体で見つかったその小さな遺体には抵抗したあとがあったそうだ。なんとも痛ましい事件である。

|

« 懐かしい切り抜き | トップページ | お見舞い »

コメント

なんでもすでに虐待の恐れ有りだとかでこの子はこれまで2回施設に預けられたそうです。
そして、ちょうど2回目の施設から自宅へ帰ったとたんにこんなめにあったそうです。
どこまでも悲しい事件です。

投稿: ぎんしろ | 2005.03.10 08:30 午後

こういう母親って精神的にテンパッテるから、コドモを養護施設に預けるとか養子に出すとか、気がつかないんだろうな。そういう選択肢だってアリなのに。
・・・と、こういう事件があるといつもそう思う。

投稿: susan | 2005.03.09 11:18 午後

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5576/3226515

この記事へのトラックバック一覧です: この世に生を受けて:

« 懐かしい切り抜き | トップページ | お見舞い »